猟師の霊が現れます。猟師は、殺生を仕事にしていた罪の深さに冥途で苦しんでいると訴え、懐かしげに子どもの髪を撫でようとしますが、子どもに触れることができません。
さらに狩のようすを、とくに親鳥の鳴き声をまねて子を捕えたこと、また子を奪われた親鳥が血の涙を流すので蓑や笠で防いだことを思い出し、激しく悔います。
しかも冥途では、その鳥たちが化け物に姿を変えて自分の肉を食い裂き、攻撃は止むことがない。
猟師は僧に「この苦しみを助けてください」と何度も願い、消えていくのでした。
当日は秋晴れのとてもよい天気で、華やかな宴となりました。
幽玄な能楽の後、北野ガーデン料理長・福原 俊亮が心を込めてつくりあげたフレンチをビュッフェスタイルでお召し上がりいただきました。
次回の芝能は2018年4月4日(水)を予定しております。
皆様のお越しを従業員一同、心よりお待ち申し上げます。