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昨年春大盛況のうちに終わった落語に続き、今回は、「上方落語 至芸~噺の夕べ~」を開催致しました。
18:00 開演。笑福亭呂竹氏「ご祝儀」で幕開き。
呂竹氏の高座は明るくて楽しいと評判の高座だけに、緊迫した会場も呂竹さんの開口と伴に、一気に笑いの耐えない会場となり、観客席では笑いのあまり涙を拭く姿も見受けられました。

次に、笑福亭呂鶴氏の登場。 演目は「三人上戸」。笑い上戸、怒り上戸、泣き上戸の酒の席の三様を演じ分けるというお話。
演目の前に「扇子」と「手ぬぐい」、この二つを様々な道具に見立てる表現方法を披露して頂いたので、酔っ払いとうどん屋の駆け引きを演じる姿に、大きな関心と感動が起こりました。

最後に桂春団治氏の「代書屋」。
春団治師匠の高座を楽しみに来られたお客様も沢山見受けられました。
代書屋は、履歴書を書き上げるひと騒動のお話です。
冷静で落ち着いた代書屋と、底抜けにボケボケな客との差を演じる春団治さんに、魅了されながら開場は深い笑いに包まれました。

芝能

ガーデンが 紅葉深まる会場の中、フレンチをビュッフェスタイルでお召し上がりいただきました。

桂春団治 (かつらはるだんじ)
昭和5年3月25日 大阪市出身
昭和22年4月1日 二代目桂春団治に入門
昭和34年 三代目桂春団治 襲名
昭和56年 大阪市名誉市民表彰
平成10年 紫緩褒章
平成16年 旭日小緩章

笑福亭呂鶴 (しょうふくていろかく)
昭和25年6月22日 兵庫県宝塚市出身
昭和44年4月1日 六代目笑福亭松鶴に入門
平成15年 大阪文化祭賞奨励賞

笑福亭呂竹 (しょうふくていろちく)
昭和52年7月1日 兵庫県尼崎市出身
平成14年4月1日 笑福亭呂鶴に入門